保育士の資格のとり方は?方法と、資格取得のメリットを解説。

 

保育士は、保育園をはじめとする児童福祉施設において欠かせない大切な役割をもっています。社会への貢献度も大きく、だれもが知っている国家資格の一つです。子どもが好きな人や、子どもとコミュニケーションを取ることが好きな人にとってはまさに夢の職業ですよね。

 

しかし、いざ目指すとなると「何から始めたらいい?」、「そもそも保育士の資格の取り方は?」と行き詰ってしまう人も多いのではないでしょうか。保育士を目指す場合、まずは資格の取得を目指しましょう。

 

この記事では、保育士の資格の取り方と、資格を取ることによるメリットや将来性についても詳しく解説していきます。

 

保育士の資格を取ることによるメリット

保育士の資格は、あらゆる面で役に立ちます。まずは保育士を目指すにあたって、資格を取ることによるメリットについて解説していきます。

 

保育士の資格のメリット①待遇の違い

実は、保育所によっては無資格でも応募できる求人が出ている場合があります。しかしそれは、児童福祉施設全体のごくわずかです。特に地方では、どんなに探しても就職先が見つからないなんてことも珍しくありません。

 

そのうえ、資格を所持している人と比べると雇用率も低く、待遇や給与に差ができるため、保育士としてのやりがいを感じることが難しいです。

 

無資格の状態だと、どんなに知識を持っていたとしても「プロの保育士としての技術や知識があることが認められた」という証明ができません。雇う側になって考えると、資格を持っている人と無資格の人が同時に応募してきた場合、資格を持っている人を優先するのは当然ですよね。

 

同じ勤務先を選んだとしても、保育士の資格を持っているだけで雇用率・待遇・給与に大きく差を付けることができます。

 

保育士の資格のメリット②仕事の幅が広がる

保育士の資格を所持した人が働ける職場は、保育園だけではありません。

学童保育所や児童厚生施設のほか、乳児や子どもを保護する養護施設やベビーシッターなど、子どもと関わるさまざまな場面で活躍できます。

 

保育士は身近で有名な国家資格のため、社会的な信頼性も高いです。そのため、資格を持っていることで仕事の幅が一気に広がります。

 

保育士の資格の取り方

保育士の資格を取る方法は、完結に説明すると大学に通う方法と通信講座を受ける方法の2つがあります。自分に合った方法で、資格の取得を目指しましょう。

 

保育士の資格の取り方①指定の学校を卒業する

保育士は国家資格です。したがって、国に「この人は保育士としての知識や技術を習得した」と認めてもらう必要があります。認めてもらう手段の一つは、保育士を養成する施設として指定された学校に通うという方法です。

 

資格を取るための試験を受ける必要がなく、卒業することで自動的に資格が貰えます。

指定された学校は4年制の大学をはじめ、2~3年で卒業が可能な短期大学や専門学校、同時進行で幼稚園教諭を目指せる大学など、多種多様です。なかには社会人やさまざまな事情をかかえた人でも通える、夜間や通信制の大学もあります。

 

保育士の資格の取り方②通信講座を受けて試験に合格する

二つ目は、自主的に学習し、指定された国家試験を受けて合格する方法です。

この場合、主な学習方法は通信講座になります。大学などに通う方法とは違い、受験以外はすべて自宅や好きな場所で完結させることが可能です。

 

また、通信講座や勉強方法によっては短期間で学習を終えられることや、費用を抑えられるのも大きなメリットとされています。学校に通うと、どうしても勉強が生活の中心になってしまいますよね。もうすでに社会人として働いている人や主婦にとっては困難です。

 

勉強にかける時間や費用をできるだけ抑えたい場合は、通信講座を受ける方法などを選ぶとよいでしょう。

 

保育士の試験は年に二回実施されており、筆記試験と実技試験の両方を合格することで資格を取得できます。ただ、受験するためには条件を満たしておく必要があるため、事前に自治体に確認を取るなどしてよく調べておきましょう。

 

保育士の資格を取るための条件

保育士の資格を取るためには、条件を満たしておく必要があります。

 

・大学や短期大学、高等専門学校を卒業している

・高校を卒業してから一定期間が過ぎている

・高校などを卒業し、児童福祉施設で一定以上の実務経験がある

・児童福祉施設で一定以上の実務経験がある

 

保育士の資格が取れる大学などに通う場合は、卒業した際に資格が取れるため、気にする必要がありません。しかし、国家試験を受けるためには上記した受験資格のいずれかを満たしておく必要があります。

 

この条件は最終学歴などによって異なるため、試験を主催している団体などに確認を取っておくことが重要です。

 

保育士の将来性について解説

保育士はとても有名な職業で、だれもが知っている国家資格です。しかし、体力が必要で責任も重い仕事であることなどから常に人手不足とされています。また、経済の不安定さや時代の変化にともない、共働きでの子育てを望む家庭が増え続けているのも事実です。

 

保育園をはじめ、子どもを預かる施設や職業は需要が高まり続けています。地域によってはどこの保育園にも入れない子どもが増えてしまい、「待機児童」という言葉が生まれるほどです。これは、それだけ保育士と保育施設が足りていないという事実につながります。

 

保育士の需要が高まるのと同時に、保育士の資格があればできる仕事も増えており、就職がしやすいのもメリットです。とはいえ、大変さに見合わない給料の安さも人手不足である原因の一つで、実際に保育士として働いている人も悩みをかかえています。

 

たしかに、現在はまだ労働環境などの問題が改善されていません。しかし、改善する必要がある問題として世の中や自治体、国からの注目度が高いです。そのため、近い将来改善されていく可能性があり、資格の需要や役割が無くなる可能性もゼロに近いことから安定した将来性があります。

 

まとめ

保育士は将来性や需要のある職業で、資格を取っておくことで仕事や職場選びに自由がきくようになります。また、女性の場合は結婚や出産の際に一旦仕事を辞めると次に就職するのが難しいことも多いですが、いつでも社会復帰・再就職することが可能です。

 

資格を取る方法は大きく分けて二種類あり、事情や自身の環境に合わせて資格の取得を目指せます。国家試験を受ける場合は受験資格が必要なため、事前によく確認しましょう。

   

 - 保育士になるには