ヨコミネ式教育法とは?ヨコミネ式の特徴やメリット・デメリットなどを解説!

 

ここでは、幼児教育方法のひとつである「ヨコミネ式教育法」について解説していきます。

ヨコミネ式の概要や効果、メリット・デメリットなども検証していくので、幅広い教育方法を知りたい方や、ヨコミネ式に興味のある方などはぜひ参考にしてみてください。

 

ヨコミネ式教育法とは?

ヨコミネ式教育法とは、女子プロゴルファーである横峯さくらさんの伯父にあたる横峯吉文氏が提唱した幼児教育法のことを言います。

テレビにて紹介されて以降、この幼児教育方法は多くの関係者や保護者の間で話題になり、一部の保育園や幼稚園でも導入されています。

3つの力を育てることが大きな目的

ヨコミネ式の目的は、心の力・学ぶ力・体の力、これら3つの力を育てることを大きな目的としています。

「全ての子どもは天才である」ことに前提に、これら3つの力を育てることで、子どもの可能性を最大限に引き出すことが、ヨコミネ式の基本的な考え方と言えます。

心の力 他人を思いやる心を育てます。自分でできることには大人が手を貸すことをせず、それにより子ども自身にさまざまな経験を積ませることで心を育て、トラブルに見舞われてもくじけない、失敗しても再チャレンジして乗り越えるなど、心を強くします。
学ぶ力 読み・書き・計算、これら3つの学力の基礎を繰り返し学習することで、学ぶ力を育てます。子ども自ら自分の意志で学ぶ探究心もこの教育の目的と言えます。
体の力 運動神経は一般的に3歳までに大きく発達するとされており、ヨコミネ式ではこの時期を大切にし、体をよく動かして運動能力のベースを育てていきます。

子どもをやる気にさせることが大事

ヨコミネ式では「子どもをやる気にさせる」ことを大事にしており、その子どもをやる気にさせるために、4つのポイント(4つのしたがる)を重要視しています。

競争をしたがる 子どもには「負けたくない」「もっとできるようになりたい」など、純粋な競争心を持っています。この競争心を刺激することで、子どものやる気を保ちます。
真似をしたくなる 子どもは大人と同じように「あれをやってみたい」「これをしたい」と興味を持つことが多いです。これを上手く活用することで、子どものやる気を刺激します。子どもを常によく観察し、大人やお手本を見せてあげることで、子どもは練習を重ね自然とできるようになるようです。
難しいことをしたがる 子どもは難しすぎることには、挑戦させてもやる気を見せませんが、少しだけ難しいことには興味を持ったり挑戦したくなったりします。難しすぎることはすぐに飽きてしまいますが、少しだけ難しいことは飽きずに挑戦するため、上手く難易度のバランスをとることが大事です。
認めてほしがる 子どものできることをひとつずつ増やし、それを認めてあげることで、子どもに達成感が生れ学習意欲が高まるという考え方です。こちらも難しすぎることもよりも、少しだけ難しいことを順番にクリアさせてあげ、達成感を持たせて学習意欲を高めましょう。

ヨコミネ式教育を保育園や幼稚園で行う効果は?

ヨコミネ式を保育園や幼稚園などの実際の保育や教育の現場では、ひらがなやカタカナの読み書きや、計算や音楽などの教育の場で活用されているようです。

ヨコミネ式の考え方である「3つの力」と「4つのしたがるポイント」を上手く活用することで、ひらがなやカタカナの読み書きや、計算や音楽などを、効果的に教育できるそうです。

また幼児スクールでは、「シュタイナー教育」や「モンテッソーリ教育」などの教育方針の基礎や教材を取り入れている一方で、ヨコミネ式教育方法もこれらと同じように取り入れている幼児スクールもいくつかあるようです。

ヨコミネ式を実際に取り入れている、保育園・幼稚園や幼児スクールなどは全国的にもまだまだ少ないですが、今後増えてくる可能性は十分にあり得るといえるでしょう。

ヨコミネ式教育は家庭でも使える?

ヨコミネ式は家庭教育にも取り入れることが可能で、実際に一般向けに書籍やDVDなども販売されています。

「ヨコミネ式を取り入れた保育園や幼稚園、幼児スクールに通わせたいが近くにない」などといった場合は、書籍やDVDなどを使って、家庭教育に取り入れることができます。

 

ヨコミネ式教育法のメリット・デメリット

ここからは、ヨコミネ式が子どもの教育にもたらすメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

ヨコミネ式のメリット

  • 子どものできることが増える
  • 物事に意欲的になる
  • チャレンジ精神が身に付く

ヨコミネ式の効果やメリットはさまざまですが、ヨコミネ式を取り入れることによって、特にこれら3つのメリットが大きいと言えます。

上記でもあったようにヨコミネ式は子どもの「したがる」気持ちを「やる気」につなげるということが基本的な考え方のため、上手く取り入れることによって、子どもが物事に意欲的になり、それによってチャレンジ精神が身に付き、子ども自身のできることが増えていきます。

ヨコミネ式のデメリット

  • 安全面に懸念がある
  • 子どもによっては合わないことも
  • バランスが難しい

取り入れることでメリットの多いヨコミネ式ではありますが、その反面デメリットもいくつかあります。

例えば、何事にもチャレンジするあまり、怪我や事故などの安全面に対しての懸念があったりすることがデメリットと言えます。

また、子どもは難しすぎることを課題として与えるとすぐに飽きてしまう傾向が強いため、やる気を出せるための課題選びのバランスをとるのも難しいと言えるでしょう。

 

ヨコミネ式教育はビジネス化されている

ヨコミネ式教育法はビジネス化されており、徐々にではありますが全国に広まりつつあります。

書籍やDVDの販売だけでなく、本格的に保育園や幼稚園、幼児スクールに導入する際には、フランチャイズのような形態で、ロイヤリティを支払う必要があります。

各都道府県に1カ所以上は存在する

ヨコミネ式はビジネス化されている影響もあり、導入している保育園や幼稚園、幼児スクールは全国に360ヶ所以上あるとされています。

都道府県や地域のニーズによって導入施設の数には差がありますが、各都道府県に1ヵ所以上は、ヨコミネ式を導入した保育園や幼稚園、幼児スクールがあるとされているので、ヨコミネ式を身近に経験することができます。

保育園や幼稚園、幼児スクールがヨコミネ式を導入する際は、「実際に見学をする→説明会を受ける→導入」の流れになっています。

導入を検討していたり、興味がある場合などは、ヨコミネ式の公式HPでの確認が可能です。

 

まとめ

ヨコミネ式は上記のメリット・デメリットにもあったように賛否両論な面もありますが、その効果や考え方から全国的に広まりつつあります。

保育や教育現場、家庭教育にヨコミネ式を取り入れる際は、ヨコミネ式の考え方や理論、メリット・デメリットなどを十分に理解した上で導入を検討しましょう。

   

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