保育士のうつ病が増加?保育士がうつ病になる原因や対策方法や注意点を解説!

 

ここでは、最近保育士の間でも多いとされているうつ病についての解説と、保育士がうつ病になる原因や注意点、対策方法や対処方法などを検証していきます。

 

まずはうつ病について理解する

保育士がうつ病にかかる原因や対処方法などを知るには、まずはうつ病を理解することが大事です。

ここではまず、うつ病の概要や症状、治療方法などをしっかりと理解していきましょう。

うつ病とは?

うつ病とは、精神的なストレスや身体的なストレスが重なったり、またそれ以外のさまざまな理由から脳の障害機能が起きている状態のことを言います。

心身ともにさまざまな症状が出る、いわゆる「精神疾患」のひとつであり、症状の期間が2週間以上続くことが特徴とされていますが、環境や性格、考え方などさまざまな要因から症状の期間にも個人差があります。

うつ病の発症は、その人の性格や遺伝的要因に大きく起因するとされており、頑張り屋さんや責任感の強い人、融通が利かない人など、「優秀で真面目な人」が発祥しやすいと言われています。

うつ病の具体的な症状

うつ病の症状には、身体的な症状と精神的な症状の2つの症状に大きく分けることができます。

どちらか片方の症状だけに限らず、身体的と精神的どちらの症状も出ることもあるので、うつ病を理解する上でも、身体的と精神的のこれら2つの具体的な症状を事前に知っておくことが大事です。

身体的な症状の具体例 精神的な症状の具体例
l  眠れない

l  寝すぎてしまう

l  食欲がない

l  過食気味

l  疲れがとれない

l  性欲の低下

l  頭痛や肩こり

l  胃痛や神経通

l  動悸や冷汗

l  息苦しくなる

l  便秘や下痢

l  抑うつ感

l  常に不安

l  すぐにイライラする

l  緊張している

l  焦燥感や悲しい気持ちになる

l  落ち着きがない

l  やる気が起こらない

l  集中力が低下している

l  注意力が散漫している

l  何事にも興味がなくなる

l  音楽やTVなどが面白く思えない

これらの症状が2週間以上続くことがあれば、心療内科や医療機関などで早めに受診するようにしましょう。

うつ病の自覚を持つことが大事

うつ病は発症しても、身体的な症状は通常の生活でも起こりやすく、また精神的な症状も、うつ状態の場合気が付かないことが多いので、これといった自覚症状がありません。

ですが、うつ病の治療を行うためには、「自分がうつ病であることを自覚する」「うつ病と向き合う」これらのことが非常に重要になります。

ですので、上記にあるような症状が現れた場合は、まずは自分の現在の環境をしっかりと見直して、「もしかしたら自分はうつかも?」など、うつ病であることを疑うことが大事です。

また、家族の誰かがうつ病になった際も、同じようにうつ病であることを疑い、本人に気づかせて上げることが大事です。

うつ病の治療

うつ病の治療は、「休息」「薬物療法」「精神療法」この3つが治療の基本となります。

休息

休息をとって心身共にじっくりと休ますこともうつ病に効果的な治療方法です。

学生であれば1週間ほどの病欠対応を、社会人の方であれば病欠対応の他にも、休職という手段をとることもできます。

うつ病の症状や程度は個人によって差があるため、学校や会社を休む際は、自分がうつ病であることをしっかりと伝え、学校や会社に理解してもらった上で、休息についての話し合いを行いましょう。

薬物療法

うつ病の症状の軽減を目的に抗うつ剤を使った療法で、医師から受ける問診や身体的な症状に適した薬が処方されます。

心療内科によっては、自分の環境や不安など、話も聞いてもらえるので、それだけでもカウンセリング効果になり気分が楽になったりします。

薬物療法もれっきとした治療方法ですが、心療内科で話をしっかりと聞いてもらうことも効果的な治療法のひとつと言えるでしょう。

精神療法

原因であるストレスの対処法や、考え方の癖などを見直し、うつ病を再発させない治療法とも言えます。

一般的にイメージしやすいところで言うと、カウンセリングがそれにあたり、ストレスへの対処法や考え方の癖を見直すことによって、ストレスを上手くコントロールできるようにトレーニングを行います。

うつ病に対しての社会の理解度は?

うつ病はその人の性格が大きく起因する病気ではありますが、「誰でもかかる可能性がある病気」とも言えます。

特に社会人がかかることが多く、近年では全国的にも認知され、うつ病に対しての社会全体の理解度も深くなりつつあり、うつ病は最早現代病と言っても過言ではありません。

うつ病は周りの理解があって治療が進む病気でもあるため、社会全体がうつ病に対して理解が深くなりつつある現在の状況は、うつ病患者にとっては良い傾向であると言えるでしょう。

保育士がうつ病になる原因

ここまでで、うつ病に関しての理解がより深くなったと言えるでしょう。

ここからは、上記のうつ病の情報を踏まえて、保育士がうつ病になる原因などについて検証していきたいと思います。

保育士のうつ病が増えている

保育士さんはうつ病になる方が多いと言われており、社会全体がうつ病に対しての理解が深くなったこともあってか、近年保育士のうつ病が増えている傾向があります。

保育士の仕事は、人間関係・待遇・責任感などストレスの多い職場なので、これらが保育士にうつ病が多い原因とも言えるでしょう。

人間関係・待遇・責任感が何故大変なの?

保育園で働く保育士と言う職業は、子どもを乳児期から多感な時期でもある就学前まで、保護者から預かるため、子どもの安全を第一に考えることが大事です。

子どもの命と安全を守ることを第一とした職業のため、仕事に対しての責任感が強く、また人間関係も上手く構築する必要があるため、非常にストレスの多い職業と言えます。

また、人間関係が重要視され、責任感が強い割には、保育士の給料面や待遇面は他の職業に比べると低い水準にあるため、これもうつ病になりえる大きな原因とも言えます。

人間関係・待遇・責任感、これら3つのことが、保育士がうつ病にかかりやすい大きな原因と言えるでしょう。

 

保育士がうつ病だと思ったら

自分がうつ病だと思ったり、知り合いの保育士や同僚の保育士が「うつ病になのでは?」と思ったら、以下のポイントを踏まえて行動をしましょう。

些細なことでも相談する

少しでもうつ病の症状を感じたら、例え些細なことであっても相談することが大事です。

うつ病は、自分の努力や時間の経過でなると言う病気ではなく、また、うつ病にかかった場合は精神的な面から考えが通常でないことが多くなります。

ですので、症状の悪化や周囲に迷惑をかけないためにも、まずは周囲に相談することが大事と言えるでしょう。

しっかりと休んでリラックスすることが大事

うつ病だと思った場合や、うつ病になってしまった場合は、しっかりと休息をとり、しっかりと休んでリラックスを行い、心身ともにリフレッシュしてリセットすることが大事です。

そうすることによって自分の状況や症状を見つめなすことができ、うつ病であれば適切な処置や対応などがしやすくなります。

保育士は子どもを預かる仕事

保育士は保護者が大切な子どもを保育園で預かって保育を行うことが仕事です。

ですので、保育士がもしうつ病になってしまった場合は、適正な保育を行うことが困難になり、それは子どもの保育に大きな影響を与えてしまいます。

もし保育士である自分に「うつ病の症状がみられる」「精神状態的にうつ病なのでは?」などと感じたら、「まだ大丈夫」などと自己判断は極力避け、預かる子どもたちのためにも診断を受けるなどの対処を行いましょう。

 

保育士がうつ病にならない対策は?

うつ病はその人の性格や精神面に起因することが多いので、対策をしっかりと行うことで、うつ病をある程度防ぐことができます。

保育士であれば、働く環境がうつ病に直結することが多いため、以下のことを対策として視野にいれて行動しましょう。

  • 保育園の保険制度や福利厚生を見直す
  • 働き方の相談を保育園と相談する
  • 転職も視野に入れる

保険制度や福利厚生、働き方は保育園の協力が必要になります。

保育園がうつ病に対しての理解が浅い場合は、転職も視野に入れて行動することも必要と言えます。

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まとめ

うつ病の治療は「焦らずゆっくりと」をテーマにして治療することが大事です。

「自分がうつ病である」「もしかしたらうつ病かも?」などと思った場合は、できるだけ早く受診を行い、自分に合った治療方法で、焦らずゆっくりと治していきましょう。

   

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